2.22 小出裕章氏:クウェートの原発政策中止とアメリカNRCの3月11日~の議事録情報開示@たね蒔きジャーナル

2月22日【内容起こし】小出裕章氏:クウェートの原発政策中止とアメリカNRCの3月11日~の議事録情報開示@たね蒔きジャーナル


(水野氏)そして最初にお伝えしましたアメリカの原子力規制委員会が公表した内部文書のニュースなんですが、これはですね、小出さん、まず私が「あぁ、こういうことか」と思いましたのは、アメリカも事故直後から事態の深刻さをよく判っていて、最悪の事態を想定して人を逃がそうとしたわけですよね。

(小出氏)そうです。
(水野氏)ただ、その最悪の事態を想定した根拠は、いうても日本からのデータなんですよね?
(小出氏)はい。そうです。
(水野氏)つまり日本でも同じデータを使って同じような判断を下すことはできたというふうに小出先生は思われますか?
(小出氏)もちろんです。ですから、つい先日も原子力委員会の近藤さんという委員長がいるんですが、近藤さん自身が最悪のシナリオというのをその当時もう作っていて、250㎞先まで強制避難させなければいけなくなるということを当時から言っていたわけですし、私自身もそう思っていましたし、やはり米国が言った80㎞なんていうものは、
「まだ緩すぎる、ひょっとしたらばもっと酷いことになる」
というのに私も当時から思っていました。
 言ってみれば専門家であれば当然そう思っていたのです。

(水野氏)だけど、原子力安全委員会は、結局そっちに動きませんでしたね?
(小出氏)はい。日本の場合には、とにかく住民のパニックを防ぐということが一番の重要項目になってしまっていて、被曝を避けるということは二の次にされてしまっていました。
(近藤氏)小出先生ね、パニックを防ぐっていうのは、いわばある種、自分たちにとってあまりいい結果をもたらさないという判断があるからだと思うんですよ。僕はマスコミの人間だから思うんですけどね、パニックを起こすか起こさないかというのは、我々が考えるべきことじゃないんです。住民サイドでそれを判断すべきことですから、必要な情報を僕は出すべきだと思うんですね。
(小出氏)はい。近藤さんがそう言ってくださるのは私は嬉しいです。でもマスコミという人たちがきちんと情報を出すということでやっていただきたいと思うし、もちろん政府だって情報をきちっと出す、そしてそれは住民自身が判断するというふうにしてほしいと私は願います。
(水野氏)ただ、この80㎞というふうにアメリカ政府が言っていた時、日本ではどうだったかといいますと、最初3㎞って言ってましたね。避難。
(小出氏)そうです。
(水野氏)で10㎞は屋内退避と。それから20㎞避難で30㎞までの方は屋内退避というふうに小出しだったんですよ。
 でも、これももっと言えばメルトダウンしてる可能性を認めるか認めないかが大きく判断を左右したかと思うんですね。今回のことで判る一つは。

(小出氏)もちろんそうですけれども、ただし、既に12日、地震が起きて1日後には、1号機の原子炉建屋が吹き飛んでいるのですね。それはもう既に原子炉がメルトダウンしているということを示している、専門家であれば誰でもわかるのです。
 ですから、その段階でもちろん米国の原子力規制委員会もそのことを判っているわけですし、場合によっては格納容器からの大量の放射性物質の放出があると彼らも考えたし、私も考えました。
 ですから私は「逃げる準備をしてください」と言って12日に皆さんに警告しました。

(水野氏)そうですよね。その警告をなさっていることを知って、私たちたね蒔きジャーナルは小出先生に連絡差し上げて、3月14日からこうやって解説をしていただくことになり、14日のときに「1mでも遠くに逃げてください」と小出さんがおっしゃったのを覚えておりますが・・・。
 じゃあ政府も判っていた。

(小出氏)だって東京電力が「もう放棄して撤退したい」と言ったんです。それで菅さんがそれを聞いて、これではダメだと言って東京電力に乗り込んで、撤退を許さないということがその時に起きていたわけで、当の本人である東京電力がもう持ちこたえることができないというくらいの判断をしていた時期だったのです。
(水野氏)うーーん。しかしながら、その情報が今回アメリカから入ってきてですよ、日本で開示されたわけじゃないんですね。
 これをどう思われますか?

(小出氏)うーん。まぁ、この日本という国が本当に近代国家というような国ではなくて、情報自身の流れすらが恣意的に操作をされてしまっている、、失礼ながらマスコミもですね、そのことをきちっと報道しないでここまできてしまったということだと私は思います。
 私は米国という国は実は大嫌いなのですけれども、それを除いて私のような個人的な好みを除けば、まだまだ米国の方がまともな国だと思います。

(水野氏)今回の資料でですね、事故の5日後にアメリカの原子力規制委員会の委員長は、三つの原子炉がメルトダウンすることを予測しているわけですよね。
 ところが日本政府がメルトダウンを認めたのは、皆さん思いだしてください。それは5月のことでした。5月の半ば。二カ月以上たってメルトダウンを認めたんですよ。
 結局そのことで、いち早く遠くに多くの人を逃がすことは日本政府できませんでしたよね。これはやはり、もしもアメリカと同じように80㎞圏外に出てくださいという判断をもしも事故直後にしていたならば、だいぶ違ってましたですか?

(小出氏)もちろんです。飯舘村というところは、原子力発電所から約40㎞~50㎞の圏内にあるのですが、そこが猛烈な汚染をしてしまっていたんですね。ですから、80㎞彼方まで逃がしていれば、飯舘村の人たちが被曝をしなくてすんだわけですし、そのことでいえば、南相馬市という20㎞圏内に含まれるような人たちは避難をしろと言われて逃げたのですが、逃げた先が飯舘村だった。ですから逃げなければ被曝をしなくてむしろ少なかったのですが、飯舘村に逃げてしまったがために不要な被曝をしてしまったということもあるわけですし、日本政府の判断という、指示の間違いのために被曝をしてしまった人がたくさんできてしまいました。
(水野氏)無用の被曝をさせられてしまった方がいらっしゃるわけですね。
 近藤さん?

(近藤氏)これはやっぱり意図的にね、情報を操作してると思いますね。ですから、要するに議事録もないんだと思うんですよ。
(水野氏)日本の場合はね。アメリカはこんなに詳細にあるんですね。3000ページ。
(近藤氏)なおかつね、あの時の菅さんの動き方は、要するに官邸のカメラを付けて、いろんなヘリに乗ってどうのこうのしてるのはちゃんと写させて、それを配ってしてるわけですよ。
(水野氏)配ってるんですか?
(近藤氏)うん、自分のそういうものはちゃんと記録してね。
(水野氏)その余裕はおありになった・・・。
(近藤氏)なんかね、だからやっぱりその政権そのものが自分の保身と一緒に関わっているから、こういうけったいなことが起きてるんだと思うんですよね。
(水野氏)誰の身を守る政府なのかってことですよね。でも、当たり前なんですけど、アメリカってちゃんと議事録作ってるんですね。当たり前ですよね。録音もちゃんとあって、一語一句全部残ってるんですね。
 はい。アメリカと日本の違いが非常によく判るニュースでした。
 小出さん、ありがとうございました。

(小出氏)ありがとうございました。
【以上】
福島第1原発事故直後の10日間―米原子力規制委員会が開いた電話会議
2012年 2月 22日 9:51 JST
3月11日議事録 3月12日議事録 3月13日議事録 3月14日議事録
3月15日議事録 3月16日議事録   3月17日議事録  3月18日議事録
3月19~20日議事録  3月20日議事録
http://jp.wsj.com/Japan/node_396779

カテゴリー: 脱原発, 被災地復旧 | コメントする

ぽかぽかプロジェクト盛況!―引き続きカンパをお願いしています

 もうひとつ、フクロウの会のブログからの転載です。「わたり土湯ぽかぽかプロジェクト」が順調に進んでいます。嬉しい限りです。引き続き皆様のご協力(寄付)をよろしくお願いいたします。

【201】ぽかぽかプロジェクト盛況!―引き続きカンパをお願いしています 
除染の効果があがるまで、せめて子どもたちを一時避難させて!-こんな思いから始まった「ぽかぽかプロジェクト」–今、盛況に進んでいます。1月27日から2月20日まで、25日間で115家族のべ467名(子ども211名)の方々が利用されました!2月28日、3月4日にはイベントも開催され子どもたちも両親も、お爺ちゃんお婆ちゃんも久々にのびのびとリラックスして過ごします
2012_0222pokapoka0003 


オープニングのイベント-サテライト保育の辺見さんが盛り上げてくれました。利用者の方々からアンケートが寄せられましたので一部をご紹介します。
===
 このような温泉プロジェクト良かったです。4月以降、雪道の心配がないので山奥への範囲を広げて行ってもらえるといいかなと思いました。
 今回のプロジェクトに参加させて頂きありがとうございました。みんな(家族)ストレス、疲れがひどかったため、心に潤いができました。
===
 その節は大変お世話になりました!!久しぶりの渡利脱出(苦笑)だったので、思いっきり深呼吸しました。子どもたちも雪遊びがとても楽しかったようで、大喜びでした。ありがとうございました!!!
 全国の皆様のご尽力により、この企画が始まったことに、渡利での生活を選ばざるを得ないものとして、大変感謝しております。本当にありがとうございます。!!!次回も予定が合えばぜひ参加させていただきたいです。
 4月以降も引き続きプロジェクトをやってもらえるとうれしいです。
===
 雪深くひなびた昔なつかしい温泉という印象でした。車なので大雪が心配でしたが除雪をしていただいて助かりました。みなさん親切でよかったです。温泉は熱かったかどうすめてゆっくり入れました。温泉、旅館が選べない。真冬なので雪道が危険だし、奥の方へはなるべく避けたいので近距離がよいと思う。
季節が良くなれば観光、ハイキングetc、みなさん喜んで行かれると思います。
===
 日本の秘湯というくだいだけあって、お風呂も清潔で部屋もきちんと清掃がいきとどき、もちろんお湯もすばらしかったです。とてもゆっくり、ゆったり、のんびりできました。食事も、子どもさんのためにカレーを出してくれたりと心づかいがうかがえます。
===
 子どもとともにリラックスできた様に感じます。主人が仕事のため遅れて来たのですが、雪道がつるつるで途中からのぼれず、温泉のスタッフに依頼しましたが段合わず、結局長い時間、徒歩で温泉に来ました。
 ぽかぽかから届いたとのお米、水を頂きましたが、おいしくうれしい気持ちになりました。
===
 私は渡利で自営業をしていますが、営業面でも渡利地区の人が減少してきていて、特に子どもたちと母おやがいなくなっている事がとても残念です。除染後はたして線量が下がるのか?なのでこのようなプロジェクトを継続していただきたいです。 子どもたちが外でそり遊びを思いっきりできましたし、温泉でゆっくり温まってホッとした一日でした。次の日お昼までお部屋をつかえて助かりました。
イベントに参加しない人たちもいますので、お部屋には13時ころにはもう入れるようにしてほしいです。
2012_0222pokapoka0002
===
 ぽかぽかプロジェクトに参加して、
折り紙イベントがあったのですごく楽しかったです。後、渡利地区や南向台の人たちともコミュニケーションがとれたのですごい良かったです。折り紙の先生とも色々話したり、折り紙でハートやティッシュボックス等を教えていただけたのでいい思い出となりました。またこのイベントに参加したいと思いました。
 また折り紙イベントはやった方がいいと思います。温泉から帰るときにどこかの観光めぐりもした方が、いいのかなと思いました。お笑いコントもやってほしいです。しおりづくり等もいいかな・・・。
温泉に入りゆっくりできたので良かったです。外でそり遊びもできて子どもたちも大変よろこんでいました。おりがみ体験も楽しかったです。
===
 今シーズン初の雪遊びに子どもは大喜びでたくさん遊べて良かったです。家族で久しぶりにゆっくりと温泉を満喫できて、日々のストレス解消になりました。
 行くときは自宅まで来ていただきとても助かりましたが、帰りはバスだと聞いていなかったのでとまどってしまいました。食事の時間などわからず、参加していた方々もお互いに聞きあっていたりと、少し戸惑っていたので、バスの時間のほかに食事の時間も書いていただくとわかりやすいと思いました。
 できるだけ長く続けていただきたいと思います。夏などには海やキャンプなど安心して遊ばせられるプロジェクトなどがあれば是非参加させていただきます。
===
 放射線量が高く不安に思う気持ちが同じ方と宿泊できたこと。線量の低いところで子どもたちを遊ばせてあげようと考えてくださる方とご一緒できたことがとてもうれしく、幸せな時間を過ごせました。旅館の方も親切ですてきな旅館でした。ありがとうございました。
 引き続きこのような企画があるとうれしいです。宿泊じゃなくても10時くらいから3時くらいまでお部屋をおかりして休憩できるとうれしいです。5~6名で利用できるといーなあーなんて思います。
===
 家内と娘、孫が雪の中の露天風呂に大喜びで何回も入っていました。孫にとっては貴重な体験だったと思います。
 だれがぽかぽかプロジェクトの運営の方なのか、聞きたいことがあっても誰なのかわかりませんでした。
 大変なプロジェクトだと思います。体に気を付けて今後の活躍に尽力くださるようお祈り申し上げます。
2012_0222pokapoka0004_2
===
 吹雪の中、千葉よりおいでいただいたフクロウの会の折り紙先生に心から感謝いたします。折り紙の奥の深さにとても感激しました。とっても楽しかったです。
 周辺の散策も楽しそうです。葉っぱや枝など使って作品づくりをしても楽しそうですね。土湯だったらやっぱり「こけし作り」もいいと思います。
 4月以降渡利も除染が本格化すると思われますのでその期間もできれば子供を避難させたいのでまた利用させていただきたいと思います。ぽかぽかプロジェクト主催の4団体の皆さまには本当に感謝いたしております。今後ともどうぞよろしくお願いします。
===
◆◆◆ ぽかぽかプロジェクトは皆様からの寄付で成り立っています。引き続きご寄付をよろしくお願いします ◆◆◆

[事務局から]
★スタッフ一同、アンケート結果を確認し改善に努めていますが、通常の旅館に泊まる「お客様」 対応のようにはできません。避難保養ということでご理解ください。限られた予算の中で、できるだけ多くの方に利用してもらうため、土湯や峠の旅館さんにはかなりいろいろご配慮、ご協力いただきこのプランが成り立っています。この点もご理解願います。
★おかげさまでキャンセル待ちが出るほどの状況です。どうか日程変更やキャンセルなどは分かった時点ですぐに連絡してください。
★週末プラン(金、土泊)は予約が一杯で特に土曜泊はキャンセル待ちです。
平日は春休み(3/25以降)以外は、少し空きがあります。ただ平日プランは「仮申込み」としているとおり、対応していただける旅館が限られている点はご了承願います。

【参考】プロジェクトの経緯
■当ブログより
渡利の子ども達の一時避難保養、土湯ぽかぽかプロジェクトが第2週に
「わたり土湯ぽかぽかプロジェクト」、始動!
フクシマの子ども達は今・・(2)
福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)より
除染の効果があがるまで、せめて子どもたちを一時避難させて!こんな切実な声にこたえて、「わたり土湯ぽかぽかプロジェクト」をはじめます!渡利地区から線量の低い土湯温泉への避難をみなさんの寄付をもとに実現しようというプロジェクトです。みなさんの寄付が頼みの綱です。詳しくは、こちらをご覧ください。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-f90d.html
■「避難の権利」ブログより
2012年1月26日 (木)【進捗・収支計画など】わたり土湯ぽかぽかプロジェクト
2012年1月27日 (金)ぽかぽか村、開村式
2012年1月27日 (金)わたり土湯ぽかぽかプロジェクト>求む!食材・子ども用スキーウェア

カテゴリー: 脱原発, 被災地復旧 | コメントする

2.21 原子力安全委員会「ストレステスト」検討会第1回傍聴報告

フクロウの会のブログからの転載です。(色付けは当ブログ筆者)
期待に反して斑目委員長が単なる議事進行係りになってしまったのが残念です。

【原子力安全委員会「ストレステスト」検討会第1回傍聴報告】
みなさまへ(転載転送歓迎)
本日行われた原子力安全委員会の大飯3・4号機のストレステスト審査についての検討会の第1回会合を傍聴してきました。
傍聴前に会場の合同庁舎前で大飯原発再稼動NO!の横断幕を広げてマイクアピール、グリーンピースも「でらため」のでか横断幕でアピールをしていました。
昨日に班目委員長が、ストレステスト一次評価では安全上不十分との記者会見を行ったことから、ピエロにならないよう保安院の審査書を突き返せ!、最後くらいかっこつけろ!などとアピールしました。

Detarame

先着順で整理券が配られ、100名ほどが番号がふられた傍聴席につきました。
班目委員長の開会宣言、資料の紹介、委員の紹介、趣旨があって、保安院から審査書の説明に移りました。冒頭に昨日の記者会見の内容について触れるのかなと思いましたがそれはなく、今日の班目氏はただ議事を進めていただけでした。
委員からはそれなりに質問は出ていて、最初の質問は杉本委員から判断基準は何かと言うずばりのものでした、しかし保安院は明確には答えず、意味不明なことを言ったあと、審査書の12章に書いてあると、中でも鋭い質問をしていたのが、旧原研(現原子力機構)の更田委員だったと思います。彼の主張は、3・4号機が地震・津波に襲われたら、1・2号機も襲われるはずで、1・2号機が最悪の事故を起こしている状況を想定しないと、3・4号機の安全性は論じられないのではないかというものでした。
保安院は、一次評価では炉心損傷までで、1~4号機が同時に対応が必要な状況は想定している(現実には燃料タンクなど共用施設を共用で使う想定のみ)が、シビアアクシデントについては二次評価になると。結局二次評価を含めなければ評価はできないということになります。
また、保安院の説明の中でIAEAの指摘がたびたび登場しましたが、これも結局二次評価が必要だというものでした。

Sutoresu

また五服委員の要員確保についての質問も重要な指摘だと思いました。事故時にどうやって要員を集めるのか、半島の先端にあり、陸路は寸断されるだろう、あとは海路かヘリコプターしかないが、津波が心配な状況で海路は無理、天候が悪くヘリが飛べなければ結局陸路しかない、保安院は、3キロ以内で徒歩で来れる要員が一番確実だと、しかし五服委員は、原発が被災したら3キロ以内にいる要員も地震で被災して動けないのではないかと。
保安院が審査書を一通り説明して、上記のようなやりとりをいくつかに分けてやって二時間が経過、この間傍聴席は、発言の前に名前を名乗れ、スピーカーのボリュームを上げろ、もっとゆっくりしゃべれといったもので、声が出ると事務方が制していましたが、いずれも実現しました。後は比較的おとなしく聞いていたと思います。
問題はその後です、事務方が、委員からの質問をペーパーでまとめたから紹介するとして読み上げ、おそらくはそれを書いた副委員長の久木田氏が解説したのですが、それが一般抽象的で中味がなく、意味不明のものでした。項目を書き出すと以下です。
 
1.マイプラント意識
 2.技術的背景
 3.共通原因故障、従属要因故障の同定、防止
 4.成功パスの頑健性
 5.シナリオ固定の頑健性
 6.可搬施設による対処の考え方
 7.経過措置の頑健性

こんなな質問事項を出せば、保安院も関電も好き放題に言いたいことを言うだけでしょう、これでまとめて今日は終わろうとしたので、会場はざわつき、しまいには騒然となりました。一般抽象的な質問書に対する抗議と共に、前回の保安院の意見聴取会で、井野さんと後藤さんが原子力安全委員会に意見がしたいと申し出て、保安院の市村課長がそれを抑えるために、この検討会に自身が出席するので、2人の意見はそこで伝えますと言っていたのに、それを一言も発しなかったことに対する抗議も出ました
さらに二次評価がどうなっているのか、保安院に聞けとも。
終了開始予定時刻まであと30分もありましたが、班目委員長以下、委員はそそくさと退出し、強制的に終了しました。次回は上記の質問事項に答えることになっていますが、委員から追加の質問があれば出すようにとも言っていました。
保安院に対して、安全委員会の示した「質問事項」をぜひご一読ください。
何一つ具体的な質問はなし。そもそも質問事項の体をなしていません。久木田氏のひとりよがりな説明に、おそらく外部委員も唖然としていたのではないでしょうか。これが安全委員会なんですね。
少なくとも、これでは国民は納得できません。
ぜひ、このお笑いペーパーを拡散してください。
下記にも公開しました。
※原子力委員会のペーパー(これが質問事項? 意味わかりませーん)
http://dl.dropbox.com/u/23151586/owarai_paper.pdf

カテゴリー: 未分類 | コメントする

2.20フクシマの命と未来を放射能から守る会 南相馬 記者会見

 フクシマの命と未来を放射能から守る会が、そして南相馬市議大山弘一氏らが訴え続けてこられた南相馬市内でのとんでもない高濃度のγ線だけでなくより危険なα、β線を含む放射能を発する黒い粉の存在!(セシウムだけで、合算100万Bq/kg超)
 それに関する
記者会見が20日に実現、その圧力のもとこれまで無視してきた行政(南相馬市・教育委員会)も測定だけに留まらずに何らかの対応処置をせざるを得なくなった。
 昨年11月の市民の発見から3ヶ月以上もたっている。この間、度重なる市民側の対応要請を無視して適正な処置をしてこなかった行政側の責任は大きい。子ども達の避難と汚染地点の除染が即刻実施されることを強く求めたい。(蛇足:例によって新聞報道は子ども達の避難については無視。特に朝日は酷い

【2.20大山弘一市議ブログ】より
これが「高濃度黒色物質」だ。
本日、2月20日記者会見後 「黒色物質の危険性」を5人で教育長に訴えた。すでに 若いお父さん2人は メールなどで指摘してあったという。
しかし 先週、木曜日に山内先生の報告書とともに「児童のマスク着用」を訴え 翌金曜日には 市の測定所で71万ベクレルを検知していながら その事実さえも 教育長には伝わっていなかったのだった。何という お粗末さだ。
 事の次第を全部伝えてさらに早急に対応を取ってもらうためにこちらが知っている「堆積個所を教える。」 と言ってきたが 何の連絡もない。危機管理能力のなくなった組織よ 目を覚まさないか!!
 研究所測定、β波31、97万Bq/m2でした。

 http://www.youtube.com/watch?v=VuUav_HAkpk
皆さん、マスクをして !
■ これが「高濃度黒色物質」だ。 ( 2012-02-20 23:37:00 )
■ 「高濃度黒色物質」の正体―その①有機物 ( 2012-02-20 21:23:00 )
■ 新聞報道 ( 2012-02-20 20:58:32 )
■  書きます。書き続けています。 ( 2012-02-20 18:23:00 )
【2.20記者会見動画】

フクシマの命と未来を放射能から守る会 南相馬 記者会見1/5
フクシマの命と未来を放射能から守る会 南相馬 記者会見2/5
フクシマの命と未来を放射能から守る会 南相馬 記者会見3/5
フクシマの命と未来を放射能から守る会 南相馬 記者会見4/5
フクシマの命と未来を放射能から守る会 南相馬 記者会見5/5

カテゴリー: 脱原発, 被災地復旧 | コメントする

スギ花粉飛散シーズン到来、大気中の放射性セシウム濃度は!?

農林水産省は、森林における放射性物質の分布状況調査等を進めている中で、2月8日にスギ花粉に含まれる放射性セシウム濃度の調査結果を発表しました。
 スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果について
  スギの花粉に含まれる放射性セシウムの濃度を、仮に、今回の調査で測定したスギの雄花の最高濃度(25.3万Bq/kg)と同一とした場合、当該花粉が大気中に飛散し、これを人が吸入した場合に受ける放射線量を試算したところ、1時間あたり0.000192μSv(又は0.00000843μSv)となりました。(備考)東京都新宿区で観測された放射線量は1時間あたり0.053μSv。(12月20日時点)

 結果の報告だけで明確な評価コメントはありませんが、要は心配ないということでしょう。国の発表が素直には信用できないこの頃ですのでネットで調べたら以下の機関が定点定期観測をしていることが分かりました。こちらもどこまで信頼できるか分かりませんが、調査を行う北和之・茨城大教授(大気環境科学)によれば、スギ花粉に取り込まれた原発事故による放射性セシウムはわずかだが、飛散量が膨大なため、福島県では場所によっては大気中の濃度が最大で約10倍に増える恐れがあるということです。(1.19産経ニュース
これからの花粉飛散飛来の季節、大いに参考になると思いました。
 どんな値にしろ、長年花粉症で悩まされている身としてはせいぜい外出時のマスクだけは手放さないようにしようと思います。

日本地球惑星科学連合のホームページ 
 福島第一原子力発電所事故に関わる環境問題フォーラム

 

実施期間:2012年1月20日~4月

観測地点

1.仙台
2.丸森
3.福島
4.川俣
5.南相馬
6.郡山
7.いわき
8.日光
9.日立
10.水戸(花粉のみ)
11.東京(港区)
 
 
カテゴリー: 脱原発, 被災地復旧 | コメントする

嬬恋冬景色(谷間の山荘からキャベツ畑へ:浅間展望)

今日は朝から風もなく快晴に。朝日に映える浅間を展望すべく、山荘からキャベツ畑に向かった。山荘周りの谷間の森、そして雄大な浅間、いずれも予想通りの絶景、朝のひと時を堪能することができた。

スライドショーには JavaScript が必要です。

カテゴリー: 嬬恋・浅間, 山荘・森 | コメントする

冬の浅間山

 昨年11月以来の山荘入り。冬シーズンは寒さを避け積雪状態を確かめに来る程度。15日、車のタイヤ交換していないため初めてJRを利用、大宮から万座・鹿沢口までの吾妻線特急で約2時間半の列車の旅を楽しんだ。駅から嬬恋細原の山荘入り口までタクシーを利用した(約15分)。運転手の話では今シーズンは雪は極めて少なく大して積もらないとのこと。確かに昨シーズンまでは30センチ~50センチは積もっていた山荘入り口から山荘までの谷間の森の小径もせいぜい10センチしか積もっていなかった。小径の約10分の雪中行軍を覚悟していたのだが拍子抜け。気温だけは一昨日も昨日も昼間での零℃前後、明け方はマイナス10℃近くまで冷え込む。昨日は晴天に恵まれ山荘周辺をのんびりと散策を楽しんだ。雄大な雪の浅間が心を癒してくれる。
 この山のお陰かも知れない。嬬恋は軽井沢に比べると放射能もさほど高い線量ではない。昨年11月に計測したときより若干低めの値だった。今なお煙棚引く活火山だが浅間山には感謝である。
 放射能計測結果を以下に示す。(計測:地面以外は地上約1メートル値。計測器:TERRA社 MKS-05)
 ・山荘室内 0.10~0.12μSv/h (←0.12~0.15μSv/h)
 ・山荘周辺 0.13~0.15μSv/h (←0.15~0.17μSv/h)
 ・谷間の森 0.15~0.17μSv/h (←0.15~0.18μSv/h)
 ・屋根地面 0.25~0,27μSv/h (←0.55~0.59μSv/h)
計測器がガイガーミュラー管式携帯器で精度はシンチレーション方式に比べて低線量では5割程度高めに出るので実際には上記値の0.6掛け程度に考えればいいだろう。
(因みにさいたまでの計測値は0,10μSv/h前後である。文科省発表値は0.05μSv/h前後)

 

カテゴリー: 未分類 | コメントする